こんにちは。
京都大学経営管理大学院生のヒカリです。
昨日、僕が初めて書いた記事である
【経験曲線効果でわかる】なぜチャラ男はモテるのか - 京大MBA式!ブログ
のアクセス数が2000回を超えました。
その時、僕が感じたのは驚きでも感謝でもなく
という思いでした。
何が凄いかわからないけど、なんか僕って凄い。
心からそう思いました。
そんなわけで僕は、
仕事を放棄してゴロゴロすることに決め、
「経営戦略全史」という本を読んでいました。
すると文中に
人生や事業が失敗する要因について
述べられてる章がありました。
一夜にしてアクセス数2000回を獲得してしまう僕は
人生の失敗などとは無縁ですが、
一応目を通しておきました。
そこには、こう書かれていました。
「偶然の科学」の著者である
社会学者ダンカン・ワッツ氏によれば、
人生や事業が大失敗する要因は以下の3つである。
1.過去と現在を必然と思いたがる
2.結果に目がくらむ
3.自分に甘い
必然の結果と思えることの多くが
実際には偶然に過ぎないというのが、
ダンカン・ワッツさんの主張です。
僕の場合、偶然少しアクセス数が伸びただけなのに、
自分の実力だと勘違いしてしまったようです。
これは僕に限った話ではなく、
人間には未来に関しては
「未来の可能性は未知」だと思うのに、
過去や現在に関しては
「結果には必ず理由がある」と
思ってしまう習性があるそうです。
以前、NHKの「ねほりんぱほりん」という番組で
匿名の宝クジ1億円当選者に対し
インタビューをおこなっているのを
見たことがあります。
その1億円当選した方は、番組で
宝クジに当たるコツを紹介していました。
そのコツとは、
1.
「家の近所にゴミが落ちてたりとか、
落ち葉が散らかってたりした時に、
ま、拾ったりとか、あるいは、
倒れた自転車をちょっとこうね、普通に…」
2.
「あとはご老人の方が道を聞かれる時とかも
あるんですけれども、親切にわかりやすく、
道案内をして差し上げるですとか…」
3.
「やっぱり、メンタルも強くなった方がいいと
思いまして…あのう、筋力…
筋力トレーニングの方ですよね。」
4.
「どうせ買うんでしたら、天体ショーというか
もう本当にミステリアスな時に買えば、
より良い結果が得られるのではないかなと…」
5.
「オリンピックをテレビで拝見してて、
メダリストの方ですとか、みなさん、
がんばってられるんで、そういうふうな姿を見て
胸に刻んで、また新たな誓いというか…」
いや、なんというか、
まぁでも、1億円当たったら
必然でも偶然でも大成功ですよね。