こんにちは。
京都大学経営管理大学院生のヒカリです。
ブログを書き始めて約2週間が経ちました。
ブログを書いていると気になるのは、
やはりブログの閲覧数(PV数)です。
しかしブログの閲覧数(PV数)というのは
たくさん記事を書いたからといって
劇的に増えるわけでもないし、
手間暇かけた記事を書いたからといって
劇的に増えるわけでもありません。
では何が必要なのでしょうか。
それはきっと「マーケティング」です。
マーケティングという言葉は知っていても、
いざ「マーケティングって何?」と聞かれたら
答えられない方も多いのではないでしょうか。
「もしドラ」の「ドラ」を担っている
経営学者ピーター・ドラッカーさんは
マーケティングを以下のように説明しています。
「マーケティングの狙いは、
顧客というものをよく知って理解し、
製品が顧客にぴったりと合って、
ひとりでに売れてしまうようにすることである。」
マーケティングの神様と言われている
経営学者フィリップ・コトラーさんは
そのための方法を
マーケティング理論として確立させました。
その中の1つにSTP分析という
フレームワークがあります。
STP分析とは、
S(セグメンテーション)
T(ターゲット)
P(ポジショニング)
の頭文字をとったものです。
STP分析の目的は、
自分の独自性や優位性を引き出せる
最も有利なポジションを探し出すことです。
今回は僕のブログでSTP分析を実践し、
効率的に読者と閲覧数を爆増させてみせます。
始めにセグメンテーション(S)とは、
コンセプトを明確にするために
市場を細分化することです。
僕はブログ市場を以下の通りに細分化しました。
実用的・非実用的と簡単・難解の
2つの軸でわけることができました。
しかしセグメンテーションでは
あくまでもブログ市場を細分化しただけです。
次に細分化された市場を評価して、
どんな人たちを自分のブログの
読者とするのか決定します。
これがターゲティング(T)です。
各セグメントで想定される
主要なターゲットは以下の通りです。
僕のブログは経営学の知識を
どんな人にも楽しく理解されるよう努めています。
よってターゲットは図の左上にある
「マス層」が適切ではないかと考えます。
マス層とはいわゆる一般庶民です。
さらにここからコアターゲットを絞り込みます。
経営学に関心があるのは男性の方が多く、
かつ僕のブログは内容が簡単であるため、
20代〜30代の若手ビジネスマンを
コアターゲットにすべきと考えました。
一方で、マス層をターゲットにした
ブログはたくさんあります。
そこで最後にポジショニングが
必要になってくるわけです。
ポジショニング(P)では、
決定したセグメントの中にある
競合するサービスと自分の立ち位置を決めます。
ざっくりと競合サービスを
マッピングしてみると以下の通りになりました。
そして競合と正面衝突を避け、
若手サラリーマンに訴求できる
ポジショニングはココだと考えました。
以上でSTP分析は終了です。
つまり僕のブログは、
20代〜30代の男性若手サラリーマンに向け
実用的な経営学の情報を簡単にわかりやすく伝え、
彼らの日頃活用するツイッターなどを通じ
宣伝していくことが、
閲覧数(PV数)を効率的に
増加させられる方法だということです。
そうと決まれば、あとは実行にうつすだけです。
全国の若手ビジネスマンに少しでも
貢献できるよう早速ツイッターを開設しました。
そしてビジネスマンの方々をフォローしていきます。
すると、どんどんフォローが返ってきました。
ようやく、全国の若手ビジネスマンに
貢献できるんだという実感が湧き、心が踊りました。
嬉しくなって、早速フォローしてくれた
人々の元へ覗きに行きました。
なぜかフォロワーが全部そっち系でした。