こんにちは。
京都大学経営管理大学院生のヒカリです。
突然ですが、大学院卒業前にどうしても
マカオ旅行に行きたかったので、
文化祭で稼いだバイト代3万円を、
全額競馬にぶち込んでみました。
まず、競馬の払い戻し率は以下の通りです。
投資額の20%〜30%は手数料として
JRAと国庫に納められます。
競馬は集めたお金の一部を胴元が先に抜き取り、
残ったお金を投資者間で取り合うシステムです。
つまり長期的にやればやるほど
損をする確率が高まります。
ただし、払い戻し率を高めていくことは可能です。
競馬で最も払い戻し率が高いのは、
「単勝」と「複勝」です。
単勝とは、1着になる馬を予想する賭け方です。
複勝とは、3着以内に入る馬を予想する賭け方です。
これらの賭け方に徹することで、
払い戻し率を80%に高めることができます。
そんなわけで2月4日に京都競馬場に行き、
第9レースから第11レースにかけて、
合計3万円分の複勝馬券を購入しました。
3レース分買いました。
全部当たれば約10万円になる計算です。
逆に言えば海外旅行に行くためには、
全レース当てないといけません。
そして第1回目の結果は…
京都第9レース、
ダイメイフジの複勝が
見事に当選しました。
1万円が1万4000円になりました。
複勝なので、オッズは1.4倍と低めです。
しかしあと2回当たれば夢の海外旅行です。
小さなことからコツコツと、
西川きよし師匠もそう言ってます。
そして第2回目の結果は…
京都第10レース、
カネトシビバーチェの複勝が
見事に当選しました。
1万円が1万5000円になりました。
今回も複勝なので、オッズは1.5倍と低めです。
しかし2連勝です。
次のレースでニホンピロタイドという馬が
3着以内に入れば複勝でも6倍になるため、
夢のマカオ旅行に手が届きます。
はやる心を抑え、その時を待ちました。
そして最後のレースの結果は…
最終的に3万円投資して、2万9000円返ってきました。
やはり世の中は甘くありません。
ちなみに人は損するとわかっていながら
なぜギャンブルをやってしまうのか、
という問いについて、
カジノ経営学を研究されている
中條辰哉さんはこう答えています。
プレーヤーの頭の中では何らかの理由で
「勝ってお金が儲かる」という期待が
「負けて賭け金を失う」というリスクを
凌駕するため。例えばプレーヤーは、
「今日はツクはずだ」「ゲームの流れが読める」
などと思い、ギャンブルに興じる。
ギャンブルとは突き詰めていくと
「期待とリスク」を楽しむ商品なのである。
ぐうの音も出ません。
大人しく乗馬して帰りました。